bijiku

2018年8月7日2 分

幼少期の姿勢について

最終更新: 2020年2月4日

いきなりですが、日本のほとんどのトイレが和式だった時代。

私たちは知らない間に股関節をしっかり動かし、毎日誰でも数回は大きな負荷のかかるスクワットをしていました。
 

 
その他にも布団の上げ下ろしなども大きな動きでしたよね。

子供達は走り回れる広場や秘密基地を作れる森もありました。
 

 
ザリガニ釣りにドロケイやゴム跳び、ターザンごっこなんかもやりました。
 

 
まだまだテレビゲームが出ていない時代。

現在は、トイレの仕様はほとんどが洋式に変わり布団はベットへ。
 

 
走り回れる広場やザリガニも、都会ではなかなか見かけなくなりました。
 

 
そして子供達の遊びの主流は携帯やタブレット、ゲーム機などに変わりました。

昔が良かったという話ではありません。
 
現在はとても便利な世の中になりました。
 
ただ、今の生活は昔と違い、大きく足りなくなってしまったものがあると感じるのです。

昔は知らないうちに動かしていた身体。
 

 
それが今では生活の中で動かしにくくなっているのではないでしょうか?

しかし、この数年、数十年では人間の体にそれほどの進化はありません。
 

 
同じ骨の数、関節、筋肉の質などはほぼ変わらずでしょう。
 

 
生活のスタイルだけが大きく変化しました。

特にそれが大きく影響していくのが子供達です。

子供の骨は筋肉と同じように日々成長しています。
 

 
成長のピークを迎えるのは12、3歳と言われます。
 

 
まだ成長している途中の骨は、鳥の軟骨のような柔らかさとしなやかさを持っています。
 

 
逆にしなやかさがあるがゆえに外からの影響も受けやすいのです。

首を前に出し、猫背のまま何時間も同じ姿勢で携帯を見ている姿。
 

 
成長期のしなやかな骨。
 

 
そのまま大人の骨になってしまったらと考えると、不安になりますよね。

成長期の中で身体の基本となる骨とそれを支える筋肉をバランスよく整えることで、大人になった時の身体への影響は大きく変わります。

先日のキッズ美軸の際にも既に身体への影響が見られる子供達がいました。
 

 
しかし、子供だからこそ、やればすぐに変化します。
 
私たち大人は、子供達の姿勢について少し考えてみませんか?