bijiku
2020年1月9日2 分
最終更新: 2020年2月4日
美軸ラインエクササイズ5期生の中村理(なかむらあや)です。
美軸ラインエクササイズの養成コースを受講しての続きです。
講義は体幹トレーニングとシェイプアップへ。
エクササイズの中でも強度の高いカテゴリーだけに、少し動作を繰り返すだけで汗が溢れてきた。
反復によって徐々に動きのコツを掴んでくるが、動きに勢いがついた瞬間にスコンと軸が抜ける。
ハッとして前を向くと見ると、理事長が鏡越しにまっすぐこちらを見つめている。
恐怖の瞬間。
そして皆の動きを一度止めて、理事長自らが見本動作を行い確認作業に入る。
1回目と2回目、どちらが美軸の動きでその違いは?着眼のポイントは起動。
始めはその違いがなかなか見分けられなかった。
動いて確認、その作業を何度も何度も重ねて徐々にではあるが、
段々と起動の違いに気づけるようになってきた。
しかし講義と反復でようやく理解できるようになったこのエクササイズの
微妙なニュアンスを一体どんな形で伝えていけばいいのか。
動きは少しずつ理解できていくのに、何かがどうしても掴みきれない。
ひとつ課題をクリアするとそこには少し形を変えた課題が置かれている。
その課題は回を重ねるごとに少しずつ大きさと重さを増して。
8時間の講義を終えて、頭も体もヘトヘトだった。
しかし前回より動く強度も回数も上がっていたはずなのに、講義後の体は不思議と軽かった。
思わず帰り道に起動ポイントの意識を変えたウォーキングに挑戦してみたが、
何ともぎこちない動きになってしまい、ちょっとだけ前進したと思えた気持ちは振り出しへ。
でも今日はもう一歩前に足を踏み出してみたい。
すうっと背筋を伸ばして追い風を受けるように足を踏み出してみる。
いつもより足取りの軽くなった家路を歩きながら、
理事長が帰りの電車の中であまり言葉を発さず、乗り換えの駅も見過ごしてしまいそうになった姿をふと思い出した。→つづく
2020年1月
美軸ラインエクササイズ 5期生
中村 理